• Oriongo Co., Ltd.(獵戶科技)

    GPSが届かない・不正確な場所へ高精度の測位ソリューションを提供

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  • 会社情報

    • 創立年:2019
    • セクター:測位ソリューション/ 5Gインフラ
    • 従業員数:11-50名
    • 資本金:1,500万台湾ドル
    • ビジネスモデル:B2B
    • マーケットプレゼンス:台湾
    • URL:https://oriongo.me/index.html 

    詳細

    Oriongo(獵戶科技)は、室内位置情報のアルゴリズム開発およびインテグレーションに特化した企業であり、追加のインフラストラクチャーが不要の測位ソリューションを提供することを目指しています。

     

    市場で一般的な測位ソリューションと最大の違いは、Oriongoの位置情報アルゴリズムは、既存のワイヤレス信号とIoTデバイス内のセンサーを組み合わせた混合計算に基づいて位置情報を取得することです。導入と維持にかかるコスト、位置情報デバイスのサポート、室内外の多様な場面での活用に関して、一般的な測位ソリューションより優れています。

     

    台湾に拠点を置く同社は、100%台湾で設計および製造された製品を提供し、グローバルな範囲で位置関連のソリューションとサービスを提供することができます。当社の研究開発本部は台北市にあり、販売およびサービスパートナーと協力して、お客様が製品を導入したい地域で、ソリューションの計画、導入、アフターサービスを提供することができます。

  • 核心的な技術

    1

    ハイブリッドソフトウェア

    測位アーキテクチャ

    センサーデータと現場で利用可能な無線信号を使用して人員/設備の位置を計算し、すべてのインフラストラクチャレス測位技術を統合し、測位の誤差を3メートル以下に低減することを目的としています。

    2

    オーダーメイド

    システムアーキテクチャ

    実際の導入シナリオと要件に基づいて、システムをクラウド上または内部のプライベートサーバーに構築し、既存のシステムアーキテクチャに合わせたデータ連携形式でデータフローを統合し、分析を行います

    3

    多種多様なハードウェア

    プラットフォームに対応

    この位置情報アルゴリズムは、センサーとネットワーク接続機能を備えたモバイル/ウェアラブルデバイス、タグ、AR/VR製品、そしてAMR/AGVなどのロボットなど、センサーとネットワーク接続機能を持つ様々なハードウェアにインストール可能で、位置情報データに付加価値を提供します。

  • 革新的な方法で測位の問題を解決

    誰しも室内で迷ったことがあるのではないでしょうか。あるいは、工場や病院などの場所で自分たちのスタッフがどこに居るのかリアルタイムで確認できたら便利なのにと考えたことはありませんか?

     

    室内空間での測位はGPSの苦手な部分です。

     

    OrionGoは、既存の測位システムよりずっと革新的で正確です。OrionGoは既存のワイヤレス信号とIoTデバイス内のセンサーを組み合わせた混合計算に基づいて位置情報を取得します。

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    5G技術の活用・無限の可能性

    Oriongoは、ハイブリッド位置推定アルゴリズム(AIとPDR)を所有しており、5G基地局の信号とデータを組み合わせて使用することで、3GPP R17の位置推定精度要件(<0.2~0.5m@90%)を達成しており、5Gチップまたはモジュールに統合されることが期待されています。

     

    同社は5G企業パートナーと共同で、5G基地局の信号とデータを用い、ハイブリッド位置推定アルゴリズムと組み合わせることで、室内でも大変精度の高い位置情報測定を可能にする技術を開発しました。この技術は、スマートファクトリーの構築などへの活用が期待されています。

  • シンガポール・チャンギ空港での実験

    空港内の巨大ショッピングモールでリアルタイムの測位実験が行われました。

     

    大掛かりなインフラ整備が鵜ような点が評価され、その後、中華圏大手携帯電話キャリアとの協業で導入が実現しました(5年間で、地上スタッフ向けに150ユニット)

     

    今後、その中華圏大手携帯電話キャリアの他の顧客にも導入されていく予定です。

  • 日本企業との協業への想い

    日本は、少子高齢社会に伴う労働力不足に直面しています。

    OrionGoの測位システムを導入すれば、日本の主幹産業である製造業の現場での人材配置や安全管理を自動化し、効率化することができます。

    日本では5G・6Gに関するリサーチを行ってきましたが、まだ日本でのパートナーを探す段階までは至っていません。

    システムインテグレーターなどとの協業機会を掴むことができれば大変嬉しい限りです。